4月には新しい環境に踏み出す人が多く、新たな職場や引っ越しに伴うストレスや疲労がついて回ることがあります。
疲労がたまって自律神経のバランスが乱れると、眠りの質が低下することも。
鍼灸では、特定のツボを正しく刺激することで、不眠や寝つきの悪さを改善する効果があります。
鍼灸により深い睡眠を促すことで、新しい環境に順応するための体調を整えることが可能です。
また、鍼灸は免疫力を高めることもできるので、季節の変わり目で体調を崩しやすい方にもおすすめです。
なぜ春に疲れがたまるのか、それには下記のようなメカニズムがあります。
冬は寒くて水分補給がおろそかになります。
(ちなみに、アルコールは利尿作用があるので、水分補給には含まれません。)
水分補給が足りない状態で、暖かくなって汗をかく機会が増えてきます。
その結果、血がどろどろになり、毛細血管への血の流れが滞るため、脳は心臓に「もっと強く拍動しなさい」(高血圧)とか「もっとたくさん拍動しなさい」(頻脈)と指令を出します。
心臓は頑張って働きますが、それでも血はどろどろなので毛細血管へは流れにくく、心臓はもっと働くことになります。
やがて頑張り続けた心臓は疲れてしまい不整脈を起こし、果ては心不全にまで至ることも…
春の疲れを感じている方、ぜひ鍼灸を活用して心身ともにリラックスし、無理せず新しい環境に慣れるようにしてみてくださいね。