【梅雨前に熱中症対策を!】汗をかきやすくなる体質を目指す方法

春になって汗をかくようになっても、お水を飲む習慣が戻らず、いい汗のかき方ができていない場合があります。

「玉の汗」という言葉に形容されるように、ダラダラと流れるような汗は見た目にはたくさん汗をかけてるように思いますが、汗をかく習慣がないときには老廃物も含まれているので、ベタベタした重い汗になり、なかなか蒸発してくれません。

そのように、良くない汗が体表を覆ってしまうと、思いのほか汗の量は少なく、さらには体温調整ができなくなってしまいます。
そして、熱がこもってしまい熱中症になってしまうのです。

では、よい汗のかき方とは何でしょう?

それは、とにかく「飲んで出す」を繰り返すこと!

しっかりと水分補給をしながらの有酸素運動が、新陳代謝も上げるのでおすすめです。

例えばサイクリング。
週に数回、風にあたりながら30分以上自転車で走るといいでしょう。
できれば変速機付きのママチャリか電動自転車で、変速機はいちばん軽くして、足を回す回転数を上げて走行します。負荷はできるだけかけないようにして、とにかく足を動かすことです。なかなか前には進みませんが、非常に効率のいい有酸素運動になります。
さらには、風で汗が乾きやすくなるので、蒸発する汗をかくようになります。これがいちばん水分代謝を促してくれますし、体温調整の機能向上が期待できます。

そしてもう1つはサウナ!
と言っても、いわゆるガマン大会みたいな入り方ではありません。
汗が全身から出るように、足の先の汗腺まで開くようなサウナの入り方です。

1回目:
まず頭からダラダラ汗が流れてきますので、ここで体が温まってなくても一旦サウナから出てしまいます。そして自然にクールダウン。

2回目:
汗が引いたらサウナに戻り、今後はダラダラ汗が出るまで待たず、しっとりするくらいでサウナを出ます。
そうすると、頭だけ出なく顔やデコルテあたりまでいっしょに汗が出るようになります。
ここでサウナから出ます。すぐにクールダウンできるはずです。

3回目:
またサウナに戻り、次は頭や顔と同時に胸や腕が同時にしっとりしてきたらクールダウンしましょう。

4回目:
サウナに入ると、今度は上半身全体がしっとりしてきます。そうしたらまたクールダウンします。

5回目:
次は足もいっしょにしっとりしてきますので、また外に出ます。

6回目:
もうこの段階では、サウナに入ってもなかなか汗が出てきません。サウナも暑くないように思いますが、これは汗がきちんと蒸発している証拠。
体表に汗が残らなくなり、体温調整機能がマックスで働いていることを示します。
やがて全身に汗がたまってきますので、そこでようやくサウナ終了です。

上記のような、出て入ってを繰り返すサウナの入り方を続けていくと、サウナに入ったときから汗がなかなか出なくなります。
それが体温調整ができる身体になっている証拠ですので、真夏でも熱中症になりづらくなります。もちろん、浮腫みにくくなるのでおすすめです。

以上、自転車での有酸素運動と、サウナの入り方についてのご説明でした。
梅雨になる前に、ぜひ習慣づけてみてくださいね。

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