月経前症候群(PMS)・更年期障害・不眠症・アレルギーには足湯を

足湯
東洋医学では、温かいものは上に昇り、冷たいものは下におりると考えられます。体の中でおこった熱は、それが体にとって悪いものである程、おへそからより遠くへと上へ上へと昇っていきます。悪い熱が強い程、今度は冷えがおへそからより遠くへと下がっていきます。
その逆もあり、足を冷やしてしまうと、体の中の悪い熱が昇っていきます。

↓そこで、下記のようなことがおきると東洋医学では言われています。
□胃を中心とした消化吸収や食物から気を取り込むシステムでは、エネルギーや気が取り込めなくて元気がなくなります。
□肝を中心とした血の状態を調整するシステムが不調となってイライラしたり眠れなくなったりします。
□心を中心とした全身に気や栄養を巡らせたりるシステムが不調となって不安になったりします。
□肺を中心とした元気を取り込むシステムが不調となって喉に違和感が出たり、咳をしたり、免疫力が低下したり、アレルギーが出たりします。

体の中の悪い熱が昇っていく原因は他にもいろいろありますが、どの原因にしても、悪い熱をおろすことで、ある程度効果が期待できたりもします。この悪い熱をおろすためには「足先を温めること」つまり足湯がおすすめです!
月経前症候群(PMS)・更年期障害・不眠症やアレルギーなどと西洋医学で呼ばれている症状の引き金となっている悪い熱が上がる現象を、足湯をして冷えを抜くことで、悪い熱を下げていくようにもできるのです。

【足湯のしかた】
1.浴槽に20センチくらいお湯をはって、20分足をつけます
2.41度くらいをキープで、さめてきたらお湯を足します
3.額が少し汗ばんだらOKです
4.そのまま寝ます

足湯はお風呂とは別に寝る前に入るのがベストですが、足湯のあとにシャワーでお風呂を済ませてもオッケーです。

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