今年の夏は30度を超える日が毎日のように続き、9月に入っても厳しい残暑になっています。
とはいえ、これから季節は秋から冬へと移り変わります。
そうなってくると心配なのが、激しい寒暖差による体調不良。
特に夏の冷房で「冷え性」が悪化してしまう恐れがあります。
「秋の冷え性」は何が原因?
ご存じの通り、冷たい空気は下の方に溜まります。
夏場、お顔の周辺を26度に維持しようとエアコンを調整したら、部屋の下の方の冷気は20度以下に。
エアコンの機種によっては、足元では10度近くまで下がっている場合も…
足が冷えると次はお腹が冷えます。
なぜかというと、冷気で冷やされた両足の血液が冷たい静脈血となって、太ももで合流するから。
そうすると足元に下がっていく動脈血の方も冷やされてしまい、身体全体の冷えが悪化します。
また、お腹の血液が冷たいと、脂肪や体内の水分によってさらに保冷され、臓器の動きが悪くなっていきます。
そうなると、冷え性はもちろんのこと、肩こりや腰痛、肌荒れや便秘、免疫力の低下など、さまざまな体調不調を引き起こします。
「秋の冷え性」を改善するには何をすればいい?
最善の方法としては有酸素運動をして筋肉を発熱させ、血を温めることですが、それができているなら、そもそも冷えて寒暖差に苦しむことはないですね。
そのため、次に試していただきたいのが、一日20分くらいは足首をあたたかくして、お腹の冷えをとることです!
寝る前が特に効果的◎
足湯、半身浴、湯たんぽ等々、色々な温め方がありますが、おすすめなのが充電式の湯たんぽ。
柔らかい素材の商品が多いため、足首にフィットして、しっかり血液の温度を上げてくれますよ。
そうすれば、血液があたたまった状態でお腹までのぼっていき、そのまま保温されます。
少々足を冷やしても、比較的すぐに冷えが抜けるようになるため、冷え性が改善されるのです。
季節の変わり目の風邪予防、つらい冷え性対策に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでも解決しない冷え性には鍼灸治療
鍼灸治療による冷え性ケアは、施術後すぐに効果が実感できる点でとても魅力的です。
全身に存在するツボを鍼やお灸で刺激して血行が促進されることで、身体がポカポカと温まり、内臓の働きも活発になります。
日常のケアだけではなかなか冷えが治らないという方、お気軽に鍼灸治療院の瑠璃庵までご相談にお越しください。
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